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Blog ブログ:Grenstockからのおしらせ

2015.06.02

修理

EDWARD GREEN エドワードグリーン オールソール

いつもご利用頂きましてありがとうございます。

今回は高級イギリス靴で有名なエドワードグリーンのオールソールのご紹介です。

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1890年創業という老舗ながら、いまも絶えず新しい木型やデザインの提案を続けるエドワードグリーン。
クラシックスタイルの中にも色気があり品のある高級靴メーカーです。

当工房にもよくオールソールのご依頼を頂くのですが、修理の度に良い靴だなぁと
感心しています。

今回は、少しスクエアな808という木型を使った低いヒール、3本打化粧釘というエドワードグリーンの代表的なスタイルのオールソールです。

このシリーズのものは、他のメーカーのイギリス紳士靴に比べても特にヒールが低く、フォアフット(足前部)が広く設計されています。

好みはマチマチではありますが、コンフォートな設計は歩行時の体重移動の安定性をサポート、
スポーツをされていた人にはオススメです。

当工房では、それらのスタイルはもちろん、修理をすることでコンフォート性能を失わないよう
オールソールの際には、しっかりとオリジナルのディティールを守り、足に馴染んできた部分は
残しながら修理します。

エドワードグリーンは、長年にわたりチューニングしていく高級靴だと考えます。
それは、手入れの靴磨きやオールソールといった修理はもちろんのこと、足馴染みや幅広いラインナップの中からのチョイスもスタイルによって様々だからです。
ですので、当工房にご依頼の際もお客様とのコミュニケーションのなかで、より具体的なご提案ができればと思いますので、エドワードグリーンの修理をお考えの際は、是非お気軽にご相談くださいませ。

2014.09.06

修理

J.M.WESTON リッジウェイソール オールソール交換

いつもご利用頂きましてありがとうございます。

前回に引き続き、リッジウェイソールについて。
今日はご依頼を頂いたJ.M.WESTON(J M ウエストン)の名靴ゴルフのオールソールをご紹介します。
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世界を渡り歩くジャーナリストにふさわしい耐久性を持つとのことでジャーナリストシューズと呼ばれ50年ほど前からずっと愛され続けてきたJ.M.WESTONのゴルフ。

私もこの靴が大好きで、自分のゴルフも二回ほどソールを交換して愛用しています。

このJ.M ウエストンのゴルフ、リッジウェイソールとも非常に相性が良く当工房にもたくさんのオールソールのご依頼を受けております。

もともとゴルフは、レザーソールをミッドソールに、ラバーをアウトソールに用いたダブルソールで作られており、リッジウェイソールにはアウトソール部の交換でオールソールができます。

もちろん、ヒールも高さを合わせたリッジウェイのヒールパーツがサイズごとにご用意しております。

J.M.WESTONのゴルフで修理をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

リッジウェイ ソール 考察

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いつもご利用頂きましてありがとうございます。

当工房でオーダーシューズやリペアカスタムの際、オススメさせて頂いている靴底(ソール)にイギリス製のリッジウェイソールがあります。

ラバーソールとしての耐久性やグリップ力はもちろん最高ですし、加えてカジュアルなスタイルにばっちりハマるのです。

イギリスやフランスの靴にはもちろん、アメリカや日本、東欧の靴にアッサンブルしてもとてもよく似合うパーツです。

もともとジャーナリストシューズとして、海外でカメラマンやライターが長期取材の際に使用する靴の靴底によく使われていたのですが、最近では、日本の湿度が高く雨期のある気候や、小さな段差やアスファルト熱で悪路な歩道にも難なく対応するので、現代日本の環境にこそぴったりだと思います。

あまりにも私自身、このリッジウェイソールが大好き過ぎるのと、みなさんにオススメしたい気持ちでいっぱいですので、
ここから何日かにかけてリッジウェイソールについて考察していきたいと思います。

2013.10.16

修理

クロケット&ジョーンズ オールソール

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

今日はイギリスの名靴「クロケット&ジョーンズ」のオールソール修理のご紹介。

クロケット&ジョーンズは、大きく分けてカジュアルなカントリースタイルのラインと、丁寧な手仕事でトラディショナルな雰囲気のドレススタイルのハンドグレードラインがあります。

今回、お預かりオールソール修理をさせていただいたのは、ドレススタイルのハンドグレードラインのもの。

アッパーの縫製や履き心地はもちろん、靴底の仕上げまで丁寧に計算されて手仕事で作られている
このハンドグレードラインのものは、しっかりと作られているだけあって修理もしやすく工夫されています。

修理を繰り返し、よりいっそう愛着の湧く一足になるように考えられているのは名靴の証。

もちろんほぼオリジナルに近い状態に修理させて頂きます。

永く付き合っていくには最高の一足。

クロケット&ジョーンズの修理をお考えの際は、お気軽にお問い合わせくださいませ!

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クロケット&ジョーンズ
ハンドグレードライン オールソール
(チャネル仕上げ ダブテイルラスター) 18900円
修理期間 約2週間ほど

2013.05.30

修理

ビルケンシュトック、ケアフェア!

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

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昨日、梅雨入りが発表になり季節が夏に向けて準備はじめたそんな時期になりました。
梅雨入りは例年よりも早く発表になったことで、夏のおとずれも幾分早いはず。。

そこで、。

その夏の定番の靴といえばやはり、、ビルケンシュトック!
今年の夏も大活躍してくれるであろうビルケンシュトックのサンダルをそろそろ
下駄箱から出してこられる方もいらっしゃるはず。

ということで、2013・6月1日〜6月30日の期間、当工房では
「birkenstock care fair!」と題しまして、ビルケンシュトックの修理に関しまして
すべて20%OFF!とさせていただきます!

梅雨が明けてからこの夏も快適に足元をサポートしてもらえる一足として、
梅雨の期間中にケアをしてあげることはとても重要です。

カカトが減っていたり、底を交換しなきゃだったり、糸がほつれていたり、などなど
お持ちのビルケンシュトックの痛みが気になるようでしたら、是非ともこの期間、
当工房にお持ちくださいませ◎

修理価格例

カカトの部分アタッチメント 1680円〜 →1300円〜
縫いのホツレ 1050円〜→800円〜
オールソール 6300円〜→5040円〜
モンタナ オールソール 8400円〜→6720円〜 etc…..

2013.01.21

修理

トリッカーズ仕上げ剤

いつもご利用頂きましてありがとうございます。

今年もはや20日が過ぎましたね。
本当に毎日あっという間に過ぎていきます。

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今日、念願のトリッカーズのコバ仕上げ剤が届きました。

イギリス靴の中でもカントリースタイルが代名詞のトリッカーズ。
どっしりとした靴底がかっこ良く、またその靴底の側面も独特な風合いで
特殊な色の仕上げがしてあります。

当工房にもよく修理のご依頼を頂くトリッカーズ。

やはり仕上げの色と質感を合わせながら、よりオリジナルに近い状態で仕上げてきましたが、
今日、ようやくオリジナルの仕上げ剤を入荷いたしました!

これで、黒い靴底コバ面も、定番のオレンジ色も、ナチュラル仕上げもオリジナル同等に
仕上げることができます。

よりオリジナルに近い修理をご希望の方は、是非ご依頼くださいませ。

2012.11.20

修理

オールデン オールソール

いつもご利用頂きましてありがとうございます。

今週に入り、一段と寒くなり冬の匂いがしてきました。

私は冬がとても好きで、特に冬の朝の澄んだ空気が何とも素晴らしい。

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今日はアメリカ、ニューイングランドの雄、オールデンのオールソールのご紹介です。

言わずとしれたオールデン、昨今多くのファッション誌で取り上げられておりますが、
その中でも定番で最も人気のあるモデルが「990」です。

とてもシンプルなレースアップ短靴にシカゴのコードヴァンでまとめた傑作です。

当工房にも毎週、多くのお客様より修理のご依頼をいただくところだけでも
その人気がわかります。

今回はそのオールデンの傑作をオールソールさせていただきました。

素材はもちろんのこと、釘や仕上げる工具までオールデンに合わせて仕上げさせて頂く
オールソール。

一度オールソールすると、はき心地変わらずまた長く付き合えてますます愛着が増してきます。

オールデンにオールソール。

モノを大切にされているんだなとすぐにわかり嬉しくなります。

生活用品はこうでなくちゃと改めて実感できる靴の修理。

オールデンのオールソールお考えでしたら、是非お気軽にご相談くださいませ。

オールデン990 オールソール15750円 修理期間10日間ほど。

2012.09.28

修理

オールデン オールソール

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

今日はアメリカはニューイングランドの雄、オールデンの修理のご紹介。

当工房での得意とする修理の一つ、レザーのオールソール。
今回はオールデンのオールソールです。

オールデンは、アメリカのかっこいい無骨さを上手く表現出来ている靴の一つで
アメリカ靴の中でもとても人気のあるメーカーです。

もちろん、修理するにあたってもそのスタイル風合い通りに仕上げるのはとても
難しい靴です。

今回は、オールデンのモディファイラストという癖の強いスタイル。
このスタイルがまた何ともはやかっこいいのですが、難しい。。

刳れているフマズにしっかりミゾを掘り縫い上げ、
アメリカのかっこいい無骨さそのままに焼きコテを強くあて、
アメリカ製のラバーをトップリフトに付け仕上げました。

やり過ぎない手仕事はとても勉強になります。

スタイルそのままに、風合いそのままにリペアされたいお客様、
是非ともお気軽にご相談くださいませ。

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2012.08.04

修理

パラブーツ

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

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当工房によく修理を持ってきて頂く靴の中のひとつに
フランスのカジュアルシューズ、パラブーツがあります。

私自身もとても大好きな老舗メーカーの一つ、パラブーツ。

ぎゅっととシブい音がなりそうな厚い革とオリジナルで作られた靴ゴムで作られた靴は
歳月とともに味が出てきて何十年も履けるかっこいい一足です。

今回はそんなパラブーツにイギリスの丈夫なラバー、リッジウェイソールに張替えさせて頂きました。
パラブーツオリジナルの靴底にも負けない粘り強さに少しシャープなイメージを加えた
リッジウェイソールは、フランスカジュアルシューズにとても相性がよく
独特なカントリーシューズの雰囲気をだしてくれます。

その他、J.M.ウエストンやエシュンといったフランスカジュアルシューズにもイギリスのラバーは相性抜群ですので、少し雰囲気変えたいなとお考えの方は是非ともお気軽にご相談くださいませ。

2012.07.03

修理

エドワードグリーン リフト交換

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

当工房には紳士靴の修理のご依頼が比較的多く、お客さまの様々な要望にも
できる限りお応えできるよう、たくさんの資材をご用意し、できる限りオリジナルに
近づけるよう修理させて頂いております。

今回ご紹介させていただきますのは、英国の高級紳士靴エドワードグリーンのトップリフト(カカト部)の修理です。

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1890年創業のこの老舗メーカーは、少量生産、品質管理を重視しながらも、アンティーク仕上げや
独特な低いヒールなどのオリジナリティあふれる日本でも非常に人気の高い紳士靴です。

オリジナリティが強いだけに修理に関しましても毎回勉強させられることばかり。
製造年代や木型、OEMなどでディティールを細かく使い分けるあたりさすがです。

そのなかでも今回はカカトのトップリフトについてご紹介させていただきます。

エドワードグリーンのトップリフトの一番の特徴は化粧釘にあります。

飾り釘なのですが、エドワードグリーンのハイエンドクラスのトップドロワーという
シリーズのものですと、片足に50本もの化粧釘が施されているのです。

1980年代までのものですと比較的同じような化粧釘の配置も
2000年あたりからは3本ずつがまとまったような独特な化粧釘が主流となります。
それでも片足23本以上の釘が施されているのですから、既製靴といえど細かい
こだわった手の仕事で仕上げられています。

一般的なラスターリフトも、同じ細い真鍮釘でオリジナルと同じディティールを守った釘打ちに
より、よりオリジナルに近づけることが可能です。

エドワードグリーンの修理をお考えの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。

エドワードグリーン トップリフト(ラスター交換) 3800円〜

2012.05.17

修理

トリッカーズ

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

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今日は言わずと知れたイギリスの名靴、トリッカーズの修理について。

1829年に設立したトリッカーズ(Tricker’s)は、言わずと知れた英国王室御用達の靴ブランドです。
その中でも最も有名なモデルの一つとして上げられるのがこのカントリーブーツ、モールトンです。

今回はカカトのトップリフトの交換ということで、カントリーブーツ特有のラスターの交換でした。

ラスターというのは、主に紳士靴のヒール部分、トップリフトのパーツ(ゴム半分革半分のもの)を指します。

種類としては4種類ほど。

トリッカーズのカントリーブーツには、このv字にラバーが組まれているものが使われています。

当工房ではトリッカーズのリフト交換の際は、このv字ラスターをトリッカーズオリジナルで使用されているlamonti社製のv字ラスターを使用し、よりオリジナルに近くなるよう、リフトネイル(化粧釘)もイギリス真鍮のものを打ち仕上げます。

オリジナルと同様の資材と工程により、愛着あるトリッカーズをより永く履いていただけるようになります。

永く付き合っていくトリッカーズの修理でお困りでしたら、是非ともお気軽にご相談くださいませ。

2012.05.02

修理

ジョンストンマーフィー ハーフソール

いつもご利用いただきましてありがとうございます。

今日はアメリカの名門靴メーカーのジョンストンマーフィーの修理のご紹介です。

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ジョンストンマーフィーはアメリカで1850年創業したブランドです。ジョンストンマーフィーの靴は歴代のアメリカ大統領の足元を飾り続けてきており同ブランドの人気・確かな靴作りを象徴しています。日本人向けのラストをラインナップに加えるなども寄与し、日本人でもリーガルがライセンス販売をしていたこともあり、ジョンストンマーフィーを愛用する人はたくさんいるメーカーです。

そのジョンストンマーフィーの靴は、当工房にもたくさんのご依頼を受けいままでも
数多く修理させて頂いております。

特にお仕事で使用されているお客様が多く大切に長く履かれているイメージの強い靴です。

そういったお仕事で使用されているお客様には、靴底に一枚薄くて丈夫なビブラム社の
ハーフラバーをお張りすることをオススメしています。

ジョンストンマーフィーの靴は、同国ブランドのオールデンと同様に土踏まずをシェイプし、
靴底をシャープにすることにより高いフィッティングを得ることが有名ですが、
そのシャープで機能的な土踏まずを支えているのが、足幅の広い日本人向けにも考えられている
靴の前部分(フォアフット)になります。
ジョンストンマーフィーの靴の前部分には、安定性と横のブレ、特に小指側のモタレによる靴へのダメージが考慮されて設計されていますので、そこに一枚ハーフソールを張ることでグリップ力と、爪先の削れの保護となり、より長時間履くことができ靴としても長持ちさせることができます。

日々の仕事を支える大切な一足、ジョンストンマーフィーの靴修理をお考えでしたら、
是非お気軽にgrenstockまでお問い合わせくださいませ。